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Friday, Jul 3rd, 2009 ↓

ガリレオの求職活動 ニュートンの家計簿―科学者たちの生活と仕事 (中公新書)

■ 本書は、いわゆる科学者がどのようにして生活を維持してきたか、またいかにして研究を継続していたかを、なるべく客観的な資料から明らかにしようとしている—-ものに読める。

 著者は、科学者の時代を大きくは3つに区切り、それぞれをパトロンの庇護の下で研究をする時代、パトロンから独立する時代、そして職業科学者となる時代と画定している。

 また、各時代の科学者を、その生活維持の方法として、

A.パトロンにつく
B.自活する
 B−1.本業がなく、遺産など、自己の資産による。
 B−2.科学者としての顔のほかに、本業がある。
C.国策に関与する(本書では特にフランスのエコール・ポリテクニクに関係すること)
D.大学研究者
 D−1.研究者としての活動期間の一部において、大学に籍を置いた期間がある。
 D−2.研究者としての活動期間の全体において、大学に籍を置いている。

というように、大きくは4つ、細かくは6つの項目に分類して、整理する(本書230から231ページまでの表を参照)。

■ このような分類をしているものの、本書で取り上げられる科学者の大部分は、君主の交代やらフランス革命やら、なにがしか体制の影響を受けているものがほとんどである。

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